ロゼはカジュアルに飲むスタイルが定着しているワインです。大日本ワイン界では、おじおばを中心に「ワインは重厚で複雑であるべき」という価値観に偏りがちですが、他所ではワインの楽しみ方はもっと自由で多様でいいんじゃね?って感じです。
と言っても、このワインは軽いです。
ロゼブームの火付け役
マテウス・ロゼは、今の洗練されたプロヴァンスのロゼとは少し系統が違うけど、ロゼをカジュアルで気軽に楽しむスタイルを作った立役者と言えるワインです。
ただ、現在のトレンドから考えると、安価で軽く楽しみやすいけど、微発砲で甘口という部分が古いスタイルと評価されがちでしょうね。日本では売ってないようですが、ドライタイプもあるようです。
1942年にポルトガルで爆誕。1970~80年代にヒットして、世界120か国以上で販売された実績があり、ポルトガルのワインとして高い知名度を誇ります。
ボトルのデザインも独特で写真的にはよいですが、セラーや冷蔵庫で場所を取るので微妙ですね。

微発砲で軽やか、野菜と相性が良い
非常に軽快なワインで、微発泡で飲みやすく、野菜と相性が良いですね。
| 生産地 | ポルトガル |
| 品種 | ピノ・ノワール、グルナッシュ |
| ヴィンテージ | 2023 |
| アルコール度数 | 11% |
| 購入先 | 酒ゃビック |
| 価格 | 1,208円 |
どこでも売ってる系のワインです。
アマゾンよりディスカウントストアのほうが安いと思うのでそこら辺で買うとよいです。
軽くて微発泡の甘口なので、お酒が弱い人でも飲みやすいワインです。しっかりした食事には合わないので、野菜や軽めの魚介がいいと思います。
代表的なロゼワインではあるので、一度飲んでみてもいいかなって感じ。
ピンクでかわいい色です。アロマは強くはなく、イチゴのシンプルなアロマです。色もアロマもフレッシュなイチゴで熟したニュアンスはないですね。ピンクでイチゴなワイン。
味わいは非常に軽やかな甘口です。ロゼ・ダンジュのような濃密な甘さではなく、微発泡による清涼感と軽やかな甘味が特徴です。
朝飲みに最適なワインです。
アウトドアで軽く飲むのにはちょうど良いと思いますが、ボトルのデザインがアウトドア向きじゃないですね。
ペアリング 大根ステーキとアンチョビソース柚子胡椒風味
とても軽やかなワインなので、野菜料理だろうなと思っていました。ちょっと買いものに行くのも面倒くさいので、家にある食材で作りました。
朝ごはんです。
アンチョビソースはパンに付けてもおいしいので、別にパンを用意しています。今回も冷凍野菜をふんだんに使っております。


