やっぱり出てきた!楽天市場で小出しで備蓄米を売る米屋

こういう米屋が出てくるだろうなと思っていました。やっぱり、出てきました。

楽天市場の内野米穀というお店で、9/16 0:00から備蓄米 5kg 2,580円で売り出すとのことでした。結果は数秒で完売しました。備蓄米人気が再確認できるホットなできことでした。

しかし、このお店は翌日の9/17に、「9/25 20:00から再販する」と通知したのです。売った翌日にですよ、えーっ!確信犯でしょ、これは。

在庫があるなら、9/16に売れや!

と、消費者は思うでしょう。やっぱり、こういう消費者をバカにした、かつ、間違えたマーケティングをする米屋が出てきました。

ただ、在庫があるとは限らないと思います。でも、このタイミングで発表するってことは、分納でも入荷時期は分かっていたはずです。

こんな煽り商法をする理由が分かりません。

二条家 備蓄米在庫 70kg

二条琴音は備蓄米を70kgも買い込んでおいて、まだ買うんかい!と言いたくなるでしょう。買ってないですよ。

でも、備蓄米マニアとしては、販売があると聞いたら見に行くじゃない?

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消費者をバカにしすぎじゃね?

やっぱり、お米の価格が下がらなくて、少しでも安いお米を買いたいと思う人が多いのでしょう。そして、いよいよ備蓄米の販売も終了か…という雰囲気にもなってきました。

やっぱり、売れるとは思うんですよ。

だから、売ればいいと思うのですが、なぜ小出しにするのか分かりません。

在庫なんてありません!

在庫はないのかもしれません。でも、売った翌日に再販予定を出すってことは、確実に次回入荷が分かっているはずですよね。

9/16のハレノヒにですよ、予約販売ですべて売ればいいじゃないですか。「納期は9/25以降になる可能性がございます」で大丈夫でしょう。

どこの業者も予約販売で納期調整しながら売ってきました。備蓄米でこんな小出し煽り商法は見たことがありません。

消費者心理を考えない

9/16の第1回販売で9秒で完売しましたとドヤ顔で書いてますが、売りに出したのが何個か分かりません。

売りに出した数が少なかったのでしょう。

最初に米屋のリンクを貼ってるので、見てもらったらよいと思います。

この米屋は何人のお客を失望させたのか?と考えない思考の持ち主のようです。最悪。

私も商売人なので、売ったぜ!ヤッホー!という心境は分かります。でも、完売はお客を失望させる側面があります。買えなくて残念に思うお客がいるからです。

第2回販売で失望客が倍増

例えば、超売れ筋商品の在庫が100個あるとします。50個を売りに出して、100人のお客が買いに来たとします。そしたら、50人のお客は買えないので失望します。

小出しせずに予約込みで100個売りに出したら、お客をひとりも失望させずにすみます。

さて、小出し販売の場合です。
第2回販売で50個を売りに出すと、また50人のお客は買えないので失望します。

小出しにすることで、第1回販売と合わせて、100人の失望客を作ることになり、お店の信頼は低下します。

第2回販売で買えなかったお客は二度とこない

完売の翌日に再販を知った買えなかったお客は、在庫があるなら売れよ!と思います。本当に在庫があるかは関係ありません。お客は在庫があると思うんです。

バカにしとんのか!

第2回販売には、第1回販売で買えなかったお客のリベンジも相当数含まれるはずです。そして、また買えなかったら、

ふざけやがって、この野郎!

と思いますよね。第1回販売で買えなくても、仕方ないか…で済みます。しかし、間髪入れずに再販と言われ、在庫あるなら売れよ!とムカつきながら、再販にチャレンジ、また買えなかったら、お店に対する信頼感は著しく低下します。

二度と来ないです。

大事なことは、小出しにせずに、第1回販売で勝負すれば、失望客を出すのは1回で済むことです。そして、1回だけなら仕方ないか…で済むのです。

だから、他の業者はこんなことしてません。

販売開始時間にアクセスしても、ほとんどの人は買えないので無駄です。こういう業者から買おうとするのは止めましょう。

アクセス増えても意味ないでしょ

なにがしたいのかなと思うんですよ。小出し煽り販売に効果があるなら、どこの業者もやりますよね。私が買った業者は、どこもやってません。

備蓄米だけではなく、時々この手の小出し煽り販売をやる業者はいますが、評判がよくなることはありません。

指標をよくしても意味はない

この小出し煽り販売をすると、お店に対するアクセスは増えます。意味がありそうなのは、これぐらいなんですよね。

楽天市場販売システムのなかで、なんらかの指標が良くなるのかもしれません。露出が増えることもあるかもしれません。

でも、お店に不満を持つ人を増やして指標を良くすることに意味があるんですか?

これをやると、冷やかし客が増えましたというデータができるだけですよ。だって、売れる個数は決まってるから、買わなかった、買えなかったお客が多くなるだけです。冷やかし客といっしょ。

こんなのデータ分析するときのノイズになるだけです。

備蓄米はそろそろ買えなくなってきました

私は前からお米が安くなることはないと考えてるので、ビーチク(備蓄米)を買ってきました。

アイリスオーヤマやLoHACO、アマゾンなどの大手は売り切ったようなので、備蓄米を買うのは難しくなってきました。

二条琴音みたいなやつが買いまくるだろ!買えなかった人もいるんだぞ!と言いたいのですか?いいえ、7月あたりはネットでかなり買えてました。

米の劣化を気にしすぎ

備蓄米を買いまくらない人は、劣化を気にしてるんでしょ。本当にまずい米を食べたことがないのでしょうね。

IR64というお米を知ってますか?

私が大学で開発経済を学んでいたときに、お米の歴史的な流れで食べる機会がありました。マズいんですよ。インディカ米でビリヤニやナシゴレンにはいいけど、パッサパサでどうしようもない。

一応、まだ東南アジアや南アジアの一部では作ってるみたいです。

「緑の革命」で調べてもらえれば分かりますが、奇跡の米と呼ばれるIR8というお米があります。IR8からIR36やIR42などに改良が進んでいき、さらに交配したのがIR64です。

でも、マズいんですよ。

備蓄米なんてぜんぜんおいしいですよ。劣化しても問題なく食べられると思っています。これからも我が家のビーチク情報をお伝えしていきます。

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