うーん、期待してたけど、ちょっと外したなと思いました。マトゥアの白はおいしいですが、ロゼはちょっと「空気」なワインになってますね。
関西弁でいうと、なんかパッとせーへん。
二条琴音は関西人なんですか?えぇ、まぁ…大阪生まれの大阪育ちですね。いいじゃん、別に。
酸味と甘味は別の項目としてレビューしてるけど、私のイメージは一本の紐の両サイドで、お互いがつながっている感じ。あくまで、私のイメージ。
大日本ワイン界でどう教えてるのか知りませんよ。
おいしくないとは思わない。でも、2,500円ぐらいの価格帯は、おいしいロゼがたくさんあります。他のワインを推しますね。
酸味と甘味の間にポケットがある感じ
私は辛口甘口のチャートでセンター、中口っていうのかな、そこはつけません。右から3つめ、左から3つめのセンターですね。
だって、真ん中って判断できないから。
でも、マトゥア・ロゼは真ん中にするのが良いのかもしれないと思う。なんかね、なんとなく、ですけどね。
酸味と甘味のつながりをあまり感じられず、一体感を感じない平坦な感じがするワインです。
アロマは豊かでしっかりだけど
色はサーモンピンクできれいです。イチゴキャンディー、洋梨など成熟感のあるアロマ、パイナップルなどトロピカルなニュアンス、白い花のフローラルのヒント、アロマは豊かでしっかりです。
アロマがよいので、味わいも期待します。酸味はもうちょっとしっかりかと思ったけど、えっ?けっこう控えめです。甘味も広がりがないですね。酸味との一体感が感じられず、特徴のない味わいになってるかな。
アロマが豊かなので、味わいの期待値も上がっちゃいますね。アロマはデザインされてる気がするけど、味わいに物足りなさを感じて、鼻で飲むワインになってる印象。
生産地 | ニュージーランド |
品種 | ピノ・ノワール他 |
ヴィンテージ | 2022 |
アルコール度数 | 13% |
購入先 | アマゾン |
価格 | 2,589円 |
2,500円のワインが高いと思いません。1,000円台なら「3」でよいと思うけど、2,000円台はおいしいコスパなロゼがたくさんある激戦区。
同じ価格帯なら、ギガルのコート・デュ・ローヌ・ロゼを推したい、キアレットもいいのがあります。

飲み頃の温度になると、ラベルにマオリの模様が出てくる。こういう演出は大好きです。
ペアリング
南アジアと中央アジアの間のビーチク(備蓄米)ピラフ辛口評価をしてしまったけど、ピラフと合わせると酸味が活きてきました。
ピラフの味付けは、クミンやオールスパイスを使っているけど、ロゼに合わせるのでふんわり効かせる感じです。

玉ねぎが多めで、バターも使っているので、スパイスの中に甘味も感じられます。ロゼの酸味が出てきやすい味になっております。
パキスタンっぽくスパイスを使いながら、にんじんを多めにぶっ込むウズベク風で、ひよこ豆とレッドロビアも投入します。
プラオではない、プロフでもない、わけの分からない琴音ピラフです。味はおいしいよ!